Interview

 看護師インタビュー

interview#04

特定行為研修修了看護師

 所属:高度治療室(HCU)

 特定行為区分:集中治療パッケージ+PICC
(末梢留置型中心静脈カテーテルの挿入)

 入職:2013年

私の知識や技術の向上が
部署の看護ケアの向上につながると信じて

新卒でJCHO神戸中央病院に入職。内科病棟(呼吸器循環器・総合内科)から地域包括ケア病棟を経て、5年目で現在の部署である集中治療室(現HCU)へ配属されました。

集中治療領域で従事し、日々後輩看護師と共に患者さんの観察や看護を展開する中で、自己の知識や技術不足を痛感することが多く、自分自身の看護に行き詰まりを感じるようになりました。根拠に基づいた知識や技術を習得しアセスメント力を培うことでより良い看護ケアを提供できるようになりたいと考え、10年目に特定行為研修を受講する機会を得ました。

看護の幅が大きく広がった受講
さらに活躍できる看護師へ

今回は「集中治療パッケージ+PICC」という区分を受講しました。
患者様の状態をアセスメントする視点や呼吸器設定の調整や動脈圧ライン挿入など、日頃の臨床現場で活用できる知識や新たな技術を習得することができました。なかでもPICC(末梢留置型中心静脈カテーテル)の挿入や呼吸器設定の調整等に関しては、特定行為指導者と共に部署を超えて組織横断的に活動する機会が増えました。臨床での患者観察の視点や実践内容についても、受講以前より幅が広がったように感じます。

自身の役割として後輩指導や育成を担っていく立場にあるため、今後は後輩看護師とともに働きながら患者様の状態や看護ケアについてもっと一緒に考え実践していける看護師を目指していきます。習得した知識や技術を臨床の中で活用し、患者様や自部署へ還元できる看護師になりたいと思います。

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