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 部署紹介

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神戸中央病院の部署紹介

神戸中央病院ではさまざまな病気に対応できるよう、数多くの科があります。
それぞれの部署についてご紹介いたします。

病棟・部署の紹介

各部署で活躍する看護師の様子を紹介します!

7階西

緩和ケア病棟

 

7階西病棟は緩和ケア病棟です。がんによる身体や心の辛い症状を和らげ本来のその人らしさや生活の質を保つためのチーム医療を提供しています。全室個室で、患者さんとご家族が穏やかな時間を過ごせるよう家庭的な雰囲気作りを心がけています。また、七夕やクリスマス会など季節行事の開催や、ペット面会など癒しの時間を持てるようにお手伝いしています。症状が落ち着いてご希望があれば自宅への退院調整も行っています。
患者さんやご家族の生き抜くことへのサポートは、専門的な知識や技術をもとに倫理的なこと、家族ケア、コミュニケーションなど奥が深いと感じています。悩むこともありますが、多職種でカンファレンスを開催し検討していくことで医療者自身も成長できる病棟です。

6階西

整形外科・耳鼻咽喉科・小児科病棟

 

整形外科、耳鼻咽喉科、小児科

6階西病棟は、整形外科と耳鼻咽喉科、小児科の患者さんが入院する急性期病棟です。
整形外科・耳鼻咽喉科は手術を受ける患者さんが殆どで、不安を最小限に、安心して手術を受け整形外科ではリハビリに励んでいただけるよう看護師は医師、セラピストと共にケアを行っています。また小児科は呼吸器疾患で就学前のお子さんが保護者付添いのもと入院することが殆どです。はじめての環境・疾患となる患児・保護者の不安を最小限にできるよう小児科医と共に保母さんの大きな協力を得ながら安全な治療と看護の提供に努めています。 そして患者さん個々の必要性に合わせて医師と病棟担当のMSW、薬剤師や管理栄養士と相談しながら安心して退院していただけるように取り組んでいます。

6階東

地域包括ケア病棟

 

6階東病棟は地域包括ケア病棟です。入院治療後に病状が安定した患者さんで、すぐにご自宅や介護施設に退院するには不安がある方が安心して退院できるように、最大60日以内で医療・看護・リハビリを行うためのところです。「ときどき入院、ほぼ在宅」を支える地域包括ケア病棟は、住み慣れた地域で最後まで安心して暮らせるよう地域の方々の緊急入院にも対応し、安心、安全な医療を提供しています。そのために患者さんを中心として医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカー、ケアマネージャーなど院内外の専門スタッフが協働し退院支援を行っています。また、病棟スタッフは、患者さんの入院中の生活が穏やかに、楽しく過ごせるよう心がけています。

5階西

血液内科・腎臓内科・総合内科病棟

 

血液内科、腎臓内科、総合内科

5階西病棟は血液内科・腎臓内科・総合内科の急性期病棟です。
血液内科では、抗がん剤の安全な投与管理や症状マネジメント、免疫力低下や感染防止など専門性のある幅広い看護を提供しています。腎臓内科は患者さんの生活背景やセルフケア能力を判断しながら透析室看護師と協働し患者さんやご家族が安心して透析療法の選択と導入ができるよう支援しています。総合内科では複数の疾患を同時に抱えている高齢患者さんを総合的に捉え看護を提供しています。急性期から終末期(がんの終末期・腎不全の終末期・老衰など)まで様々な病期にいる患者さんやそのご家族に対して、スタッフ全員が「患者さんやご家族にとって最善はなにか」を大切に医療チームと協力しながら意思決定支援を行っています。

5階東

循環器内科・呼吸器内科病棟

 

循環器内科、呼吸器内科

5階東病棟は循環器内科、呼吸器内科の急性期病棟です。
今後超高齢化社会において、心不全パンデミックを迎えるといわれています。
急性期では急性冠症候群(ACS)や呼吸不全といった生命の危機状態にある患者さんの治療を行っています。呼吸ケアサポートチーム(RST)が介入しケアにあたっています。
循環器疾患・呼吸器疾患共に急性期から慢性期の経過を辿り、入退院を繰り返す患者さんも多くおられます。患者さんの思いを大切にし、入院時から退院後の生活を見据えて支援していくことが大切です。退院後も安心して生活が送れるように多職種でカンファレンスを行っています。入院中の看護が継続できるように外来や地域との連携に力を入れています。

4階西

脳神経外科・脳神経内科・皮膚科・泌尿器科・歯科口腔外科病棟

 

脳神経外科・脳神経内科、皮膚科、泌尿器科、歯科口腔外科

4階西病棟は、脳神経外科・脳神経内科、皮膚科・泌尿器科・歯科口腔外科の混合病棟です。急性期からリハビリ期の患者を支えるためにチーム医療に重点を置き、医師・看護師・PT・OT・ST・栄養課・MSW・退院支援看護師、訪問看護師などと連携をとり、カンファレンスをしながら患者さん中心の看護を展開しています。脳神経外科・脳神経内科では、障害がある患者さんや日常生活援助の場面が多いので、看護師の力を十分に発揮することができます。入院当初は意識障害があり身体を動かすことができなかった患者さんが、日に日に意識状態が改善し、頑張ってリハビリを重ね笑顔で退院する姿を目にすることが私たちのやりがいに繋がっています。

4階東

消化器外科・消化器内科・乳腺外科・婦人科病棟

 

消化器外科、消化器内科、乳腺外科、婦人科

4階東病棟は、消化器外科、消化器内科、乳腺外科、婦人科の混合病棟です。消化管の癌やヘルニア、腸閉塞等の患者さんを対象に、確定診断のための検査や手術前後の看護を行っています。術後は疼痛緩和や合併症の予防と早期発見、手術創部やドレーンの管理を行いながら、早期離床・早期退院を目標に看護ケアを行っています。また女性特有の疾患を対象に、ボディーイメージの喪失に伴う精神的なケアも大切な役割です。若い看護師が中心の部署ですが、皆モチベーションが高く、どうすれば患者さんに良い看護が提供出来るかを考えながら意欲的に看護を行っています。入院した時から退院後の生活を見据え、個別指導しながら継続看護を行っています。

外来・内視鏡

 

外来・内視鏡部門は、25診療科、外来化学療法室、内視鏡室、放射線科を担当し、地域の中核病院として専門性の高い治療や検査を行っています。近年、地域包括ケアシステムにより、医療は病院完結型から在宅へ移行し、外来看護師に求められる知識、技術は多様化、高度化しています。そのため、がんや心不全、その他慢性疾患の患者さんの重症化・再発予防や治療、今後の療養に対する意思決定支援や介護サービスの調整等を行います。外来看護師は、患者さんを「生活者」と捉え、外来・病棟・地域で多職種が連携し、「患者さん、家族が安心して地域で生活できる」ことを目標に、継続した在宅療養支援に日々努めています。

HCU(高度治療室)

 

HCU(高度治療室)は、HCU(5床)・救急外来・血管内治療(IVR)の3部門を担当しています。HCUは重症患者を受け入れるため、クリティカル領域における基礎知識の習得や幅広い急性期看護を経験できます。患者さん中心のチーム医療を行っており、救急の現場でも患者さんやその家族の意志や思いを大切にし、「その人らしさを尊重できる看護」を心がけています。
救急外来は患者さんの年齢、性別、国籍にかかわらず、24時間患者を受け入れ、迅速で的確な診療を行っています。3部門を担当することで、救急搬送患者の緊急カテーテル治療という1分1秒を争う現場で、治療開始までの時間を大幅に短縮できるようになりました。地域における中核病院として専門性の高い治療を提供しています。

手術室

 

手術室は7室あり、主に外科・整形外科・脳神経外科・耳鼻咽喉科・婦人科・泌尿器科・眼科・皮膚科・口腔外科等の手術を年間約2000件行っています。全日オンコール体制を取り緊急手術は年間約180件です。患者さんに安心で安全な手術を提供することを目標に、多職種が一丸となってチーム医療を発揮しています。術中だけでなく術前訪問と術後訪問を行い、周術期における質の高い看護が提供できるように努めています。2023年3月に術中麻酔管理領域の特定行為パッケージ研修を看護師2名が修了しました。医学の視点を持つことで、患者さんへきめ細やかな麻酔管理の補助を麻酔科医と協働して行っています。

人工透析室

 

人工透析室は、医師・臨床工学技士と協働し、血液透析・腹膜透析を行っています。透析中の看護だけでなく、透析導入期には病棟看護師と連携し透析療法の選択を支援しています。血液透析は月曜日から土曜日まで午前・午後2クールの患者さんを受け入れています。サルコペニアやフレイル防止対策として、透析中の運動療法に取り組んでいます。また、フットケアにも力を入れ、皮膚科や循環器内科とも連携し、合併症の予防に努めています。腹膜透析では遠隔で治療状況を確認し看護しています。患者さんに向けた「腎臓病教室」も毎年行い、地域の方々に向けても情報を発信しています。透析患者さんが長く元気に透析ライフが送れるように、多職種連携に力を入れています。

地域医療連携室(入退院支援係)

 

院内外の連携を図り、病院の窓口として位置づけられる地域医療連携室の中で、唯一看護師が業務を担っているのが入退院支援です。入院が決まった患者さんの入院に際しての事前の医療情報の聞き取りや、必要なケアの手配、社会的背景も含めた入院準備などのお手伝いをさせていただいています。また、退院困難が予想される方々を予め評価し、希望する療養先で安定して生活を送ることができるように院内や地域の多職種と連携する退院調整を行っています。生活と医療を統合し、患者さんやご家族の暮らし方を考え、入院前から退院後も継続する「その人らしく生きる」ことへの支援を大切にしています。

訪問看護ステーション

 

「利用者・家族の意向に沿った支援」をモットーに、疾病や障害を抱えながらも住み慣れた地域でその人らしく生活することを支援しています。2017年には、機能強化型訪問看護ステーションとして、重症度の高い療養者の受け入れと在宅看取りの支援を積極的に行う役割を担い、24時間365日ケアを継続する看護の拠点として活動しています。
在宅酸素や点滴などの医療処置、終末期の緩和ケアが必要な療養者・家族が、「やっぱり家がいい」と何気ない日常を過ごされている姿が訪問看護師としての何よりの喜びであり、やりがいです。
訪問後はカンファレンスで療養者の状態や看護ケアを話し合い、在宅主治医と定期的にカンファレンスや勉強会を実施し、院内外多職種と連携しながら笑顔と元気が届けられるように日々頑張っています。

健康管理センター

 

当院の健診部門は、病院に隣接する「本院健康管理センター」、神戸市中央区のハーバーランドに位置する「附属健康管理センター」があります。この2か所の施設と健診バスでの巡回健診により、年間約5万人の健康診断を行っています。一般健診・日帰り人間ドック・2日ドックの他に、脳ドックや肺ドックなどオプション項目も充実しており、人間ドック・健診施設機能評価の認定を受けています。また保健師が特定保健指導を行っており、生活習慣病の予防に力を入れています。
一人ひとりの受診者に関わる時間は1年に1回と限られていますが、10年先、20年先をみた支援を行う事で、受けて良かったと思ってもらえる健診・保健指導を目標に、多職種と連携し取り組んでいます。

介護老人保健施設

 

介護老人保健施設は、入所定員100名、通所リハビリテーション(デイケア)定員は40名です。
住み慣れた地域の中で生活が維持できるよう、早期の在宅復帰に向け支援すると共に、医学的管理の下、看護介護ケア、リハビリテーション、レクリエーション、栄養管理や食事・入浴など日常ケアサービスまでを提供しています。急性期医療を担う「神戸中央病院」との円滑な連携により、緊急時にも備えています。
看護師は、利用者さんがその人らしく生活できるようフィジカルアセスメントを行い、異常を早期に発見し健康管理をする役割があります。また、人・地域とのふれあいを大切にACPの推進や看取りケアについても積極的に取り組んでいます。

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